このウェブサイト上でも戒名授与を寺院センターを通じて受付けていますが、最近というか、これまで戒名を考案していると、その字をリクエストされたわけでも、先祖の戒名を全て聞いたわけでもないのに、何度も「祖父の戒名に同じ字が使われていました!」とか、「身内にその字のついた名前の人がいるけど大丈夫ですか?」とか、そのようなことがあります。
お釈迦様以来の伝統仏教を実践しているという自負はありますが、菩提寺の活動自体は数十年、先祖代々戒名を付けてきたということがないのに、共通する字を採用できたということは、戒名を考えたそのお坊さんが偉いというわけではありません(笑)
戒名を付けるのに必要な情報を伝えてくれた依頼者が正しく、簡潔に、要点をおさえてお知らせいただいたことから導き出された偶然でしょうね。
生きている方に戒名に付ける字が共通していて大丈夫か心配する方がいますが、大抵の場合は問題ありません。わざと戒名には同じ字を付けて一族の連帯感を持たす場合がありますからね。
お坊さんは偉くはありませんが、戒名や法名、法号を付ける際にはルールがあり、それなりに勉強しています。読み方がスムーズでなかったり、ルールから逸脱している戒名を見ると「この戒名を付けたお坊さんは勉強していないな」と分かります。
その人に合った戒名、その人に合った法名、その人に合った法号、故人の戒名でも、生前戒名でも、その人が望む形式でご提供させていただいています。
法要依頼 お布施10000円(法事や追善供養、祈願、ペット供養/オプションで戒名授与、開眼、閉眼も可能)
<< 戻る